六帰依文

“ブッダム シャラナム ガッチャーミ〔ブッダに帰依し奉る〕という表明は、啓発された理智〔ブッディ〕を土台にしていなければなりません。

サンガム シャラナム ガッチャーミ〔サンガに帰依し奉る〕は、それゆえ、社会(サンガ)への奉仕のために、理智を道具として役立てるようサーダカ〔霊性修行者〕を促さなければなりません。

第3の声明、ダルマム シャラナム ガッチャーミ〔ダルマに帰依し奉る〕がなされる時は、この声明は正義と道徳と美徳を強化、促進するために、理智を役立てるようサーダカに指示しています”

サティヤ サイ ババ

Sathya Sai Speaks, Vol.17, Ch.5

ブッダが在世の時、教団への入門の儀式で唱えられたのがブッダ・ダルマ・サンガの三宝への帰依を表明する三帰依文です。三宝に帰依することは仏教徒であることの最小の条件であると考えられ、現在にいたるまで国や宗派を超えて、この三帰依文は唱えられています。

スワミはこの三帰依に加えてさらに、2006年5月13日の御講話(『シュリ サティヤ サイババ 2006年講話集』に収録)で次の3つの帰依についても語られました。

サッティヤム シャラナム ガッチャーミ

真理に帰依し奉る

エーカム シャラナム ガッチャーミ

唯一性の原理に帰依し奉る

プレーマム シャラナム ガッチャーミ

愛に帰依し奉る

SSOでは三帰依文にこの3つを加えて六帰依文と呼んでいます。