ヴェーダの知識

この世の生きものは皆、欲しいものが手に入るよう、そして、嫌なことを避けられるよう励みます。ヴェーダはその両方を成就させる方法を説いていることを知りなさい。言い換えるなら、ヴェーダは、しなければならないことと、してはならないことを明言しているのです。その定めと禁令に従うなら、人は利益を得、悪を避けることができます。

『ヴェーダ リーラー・カイヴァッリャ・ヴァーヒニー』 p.10

ヴェーダ文献は世界最古のものです。それは英知の宝庫です。それは人類の全面的発達に貢献してきました。ヴェーダは人類の歴史における最初の書物です。それは人類文化の誕生地であり、あらゆる種類の力の基礎であります。あらゆる部門の学識の起源はヴェーダにあります。すべてのダルマ(正しい行い、理法)と徳性はヴェーダから起こりました。ヴェーダは無限で、推測も説明もできないものであり、至福に満ちています。ヴェーダという言葉はサンスクリットの語根「ヴィッド」から来ており、これは超越的知識を意味します。

『ブリンダヴァンの慈雨』p.241

ヴェーダとは膨大な神聖なる知識につけられた名前です。ヴェーダは、3つの場―過去・現在・未来を貫く時の流れによって変えられることも覆されることもない真理を説いています。ヴェーダは三界の繁栄と幸福を確保します。ヴェーダは人間社会に平和と安全をもたらします。ヴェーダは真理の言葉の集成であり、開かれた意識の中にそれらを受け取る能力を得た聖賢たちによって霊視されました。実に、その言葉は至高者である神の息吹そのものです。ヴェーダの比類なき重要性はこうした事実に基づいています。

『ヴェーダ リーラー・カイヴァッリャ・ヴァーヒニー』 pp.9-10