ヴェーダとは

“ヴェーダは全人類の幸福のための

神からの贈りものです”

サティヤ サイ ババ

『アティ・ルッドラ大供犠祭』p.15

世界最古の聖典ヴェーダは、太古の聖者たちが悟りの意識の中で聴いた神の真実の言葉を集めたものです。そのメッセージは、国や宗教や身分を超えて、個人と社会に平和と安全をもたらすものであるとバガヴァン(サティヤ サイ ババ)はおっしゃいます。最近、ヨーガ教室で唱えられるようになり有名になったガーヤトリー マントラも、ヴェーダに収められているマントラです。

ヴェーダは、インドにおいて、口承によって師から弟子へと今日まで受け継がれてきました。しかし、近代化の波に押されて、その伝統は急速に衰退しつつあります。「ヴェーダ詠唱の伝統」は2009年にユネスコの無形文化遺産に登録されました。

バガヴァンはヴェーダの復興を使命とされて、世界中の誰もがヴェーダを学び、ヴェーダの原理を生活に適用する必要があると説き続けておられました。その音自体が場を清め、人の心を清める力を持つヴェーダは、間違った発音で唱えると逆効果となるため、一つ一つの単語をサンスクリット特有の発声法で正確に唱えなくてはなりません。

サティヤ サイ インターナショナル オーガニゼーション ジャパン(サティヤ サイ ババの公式団体、略称:SSIOJ)では、インドから日本に大学での研究や仕事などで来られたサティヤ サイ大学卒業生の方々をサイ センターにお招きして、各地でヴェーダ チャンティング(詠唱)のセミナーを開き、正しい発音と抑揚でヴェーダのマントラ(真言)を唱える方法を学習してきました。今では日本人でも、インドのバガヴァンのアーシュラム(修行施設)でヴェーダを唱え、高い評価を得られるまでになりました。

ヴェーダを唱える幸せを多くの人と分かちあえるよう、現在、SSIOJのセンター/グループでは、小さいながらも、ヴェーダ チャンティングを学びたい人が集まって、定期的な練習会や不定期のセミナー(長い時間をとった練習会)を行なっています(SSIOJのすべての定例活動は、どなたでも無料でご参加いただけます)。

一人でも多くの方がヴェーダを知り、聞き、唱え、その教えを実践して、すべての人と社会が平安と幸福に満たされますように、お祈りいたします。

19世紀初頭のリグ ヴェーダの書

宇宙の創造について述べているこの動画は、バガヴァン(シュリ サティヤ サイ ババ)の御言葉と、『リグ ヴェーダ』、『アタルヴァ ヴェーダ』、後期ウパニシャッドを含むヴェーダ文献から引用した詩節を含んでいます。各詩節が唱えられるたびに、画面にヴェーダの言葉であるサンスクリット語の文字が現れ、英語の通訳と日本語の字幕が続きます。

この動画は、現在インド・プッタパルティにあるチャイタニヤ ジョーティ博物館で、日々、来館者に上映されています。

動画のナレーションを文字に起こしたものはこちら

2006年7月20日、どのようにしてヴェーダの詠唱が日本で始められたのかを、実話に基づいて描いた寸劇をバガヴァンの御前で演じ、日本人グループとして初めてバガヴァンの御前でヴェーダを唱えました(17:20~)。

寸劇のあらすじは「サイラムニュース」2006年9・10月号(PDF)をご覧ください